【山ぶどう蔓あじろ編み入門 コースターキット】
山ぶどう蔓に触れてみたい方、あじろ編みをマスターしたい方にぴったりな「あじろ編みのコースター」を製作するキットです。
編むのが難しく思われている山ぶどう蔓ですが、固く癖のある材料もコツをつかめば美しい編み目に仕上がります。
7mm巾にカットし裏面をちょうど良い厚さに削り、職人が下処理までした蔓をお送りいたします。
● HOW TO 動画付き・・・職人が編みながら丁寧な解説を付けたわかりやすい動画です。ご購入者様専用のQRコードを添付致します。
【セット内容】
コースター2枚分の材料です(出来上がりサイズ:約12cm × 12cm)
● 山ぶどう蔓 / 約7mm巾、長さ20cm以上・・・32本(予備2本含む)× 2セット
● 止め糸用蔓・・・長さ合計120cm × 2セット
【準備する道具】
● 板A(編み台)・・・20cm × 20cm以上、厚さ1cm
● 板B(押さえ用)・・・20cm以上 × 2cm、厚さ1cm
● はさみ
● 霧吹
● 万力・・・50mm × 2つ
● ビニールテープ
● ビニール袋
※ すべて100円ショップでそろいます。
【仕上げ用道具】あれば綺麗に仕上がります。
● たわし(シュロなど推奨しております)
● 止め糸用蔓・・・長さ合計120cm × 2セット
【みちのく蔓工芸所のアップサイクル】
「貴重な資源を無駄なく使い切る」
みちのく蔓工芸所では、カゴを編む際材料の選別を行います。
短い材料や、表皮が剥がれているものや裂けているもの、変色したもの、蔓肌の悪いものは一旦省かれます。
それでも貴重な材料である事には変わりなく、同じように経年変化をしていきます。
私たちはそんな材料に「ひと手間」を加え、新たな作品作りを行っております。
SDGsの12の目標「つくる責任つかう責任」とあるように、限られた地球の資源を効率的に無駄なくつかう事。これが私たちのできるアップサイクルと考えます。
※ 当工房では自社で山に入り、山ぶどう蔓の採集作業を行います。
※ カゴ作りに最適な材料は樹齢20〜30年のものと言われています。
※ 蔓は成長を続けていくうちに他の木に巻き付いたり、日光を遮ったりします。
※ 成長しすぎた蔓を採取することで、森林の成長を阻害するのを防ぎ、環境の再生を促すことに繋がっています。
【原料・端材】
● カゴ製作には使われなかった蔓や、残糸、短い材料や剥れや曲がりやフシのある材料、端材などをまとめて販売いたします。
● 長さや巾など様々とり合わせてお送りいたします。
● アクセサリーやチャームなどの小物類、花入れや小物入れ、コースターやランチョンマット、小さめのカゴバックにもご利用できます。
● 当工房ではもっと細かいクズ糸を利用して染めにも使います。なるべく捨てずに余す所なく使います。
【お手入れ方法・ご注意頂きたい事】
● 常のお手入れは、手で擦るだけで結構です。擦るほど本来の艶が増し、柔らかく馴染んできます。
● 雨や雪で濡れた場合は乾いたタオルで拭いてください。東北の厳しい自然の中で育っているので耐久性・耐水性には優れています。
● 自然素材を一点ずつ手づくりしております。サイズや形、色味など、画面のものとは若干違いが出る場合がございます。また色味が画面とは異なる場合がございます。
● 馴染むまでは毛羽が出てきます。気になる毛羽はハサミで切っていただいて問題はありません。ところによって剥がれや割れ、色の違い、節や厚みの違いなどある場合がございますが、自然素材の特性としてご理解いただきますようお願い致します。
● 使い始めは、蔓のささくれや節などにより、肌や着ているものを傷つけたり、擦れたりする場合がございます。デリケートな絹や薄い素材などは特にご注意ください。使い込むことで、どんどん馴染んでなめらかになってきます。
● 使用しない時は、通気性のよい場所で保管してください。
● 当工房のカゴには塗料など何も塗らないでご使用ください。本来の艶が出なくなります。
● 添付いたします「シリアルナンバーカード」は、修理・メンテナンスの際に必要となりますので、大切に保管してください。修理・メンテナンスは工房にて承ります(有料)。
● 原料は通気性のよいところで保管してください。
● 梅雨時期など湿気によりカビが発生した場合は、水に濡らしてタワシなどで擦ってください。洗剤や薬品などは使用しないでください。